念珠(ねんじゅ)の珠(たま)の数 

浄土真宗では念珠という言い方をしています。

お寺のお参りや法事、葬儀などで欠かせないものに念珠があります。

これは、数珠(じゅず)あるいは、珠数(じゅず)とも言いますが、浄土真宗では念珠という言い方をしています。

念珠の珠(たま)の数はいくつあるのが正しいのですか正敬寺の例会の時、お参りにこられた人から「念珠の珠(たま)の数はいくつあるのが正しいのですか」と聞かれました。

念珠には、二輪念珠(ふたわねんじゅ)と単輪念珠(ひとわねんじゅ)があります。

本来、念珠の珠(たま)の数は人間の煩悩の数だけあるものです。

ですから、本来108あるはずなのですと応えました。

浄土真宗では念珠には、二輪念珠(ふたわねんじゅ)と単輪念珠(ひとわねんじゅ)があります。

一般的に持つのは単輪念珠ですから108も珠の数はありませんと応えました。

108を基準にしています。

念珠の珠(たま)の数と言うのは、108を基準にして、108の半数の54、54の半数の27の数でしょう。

また、場合によっては108の10分の1の18である場合もありますと説明しました。

するとお参りにこられた方がめいめいに自分の念珠の珠の数を数られて、自分の念珠の珠の数はちょうど27あるとか、29あるとか25しかないと言われました。

一般的に単輪念珠では、珠の数に規定はなく、手の大きさに合わせて作られているので、念珠の珠の大きさによってその数が多少異なってきて当然でしょう。

如来さまにお参りする時の礼儀作法として念珠を用いています。

浄土真宗では、如来さまにお参りする時の礼儀作法として念珠を用いているので、念珠の珠の数にこだわる必要はないでしょう。

 



数珠巡礼

京都・滋賀の社寺を参拝しながら、各社寺の刻印の入った数珠玉を集め、数珠の完成を目指す巡礼の旅です。

決められた順番やルート、期限は無く、全社寺参拝しなくても自分のペースで数珠やブレスレットを好きな形で作り上げることができます。

 

■場 所:    京都・滋賀・兵庫・対象寺院

■期 間:    特に無し(休観日は社寺により異なる)

■料 金:    330円(社寺の名前の入った数珠玉、散華、説明書き付き)

■お問合せ:    075-231-8756(数珠巡礼事務局)

■〒604-0854
京都市中京区二条通東洞院西入仁王門町26-1 御所南二条ビル3階
営業時間 平日10:00~17:00

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