京都ぶらり寺社散策

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京都 大文字情報 16日


送り火の点火風景


◆大文字送り火(如意ヶ嶽・支峰大文字山)…宗派を越えた先祖供養大文字の送り火は、銀閣寺周辺の旧浄土寺村の人々で構成される大文字保存会によって行われています。

 


■点火の瞬間

大の字の2画目部分を「北の流れ」、3画目部分を「南の流れ」と呼んでいます。

75カ所の火床は、保存会の家ごとに担当が決められています。

当日19時になると、大の字中心部の火床「金尾(かなわ)」近くにある弘法大師堂に灯明が灯され、浄土院住職や保存会員らによる般若心経などの読経が行われます。

大文字の送り火を管理する浄土院は、天台宗から浄土宗に改められたお寺です。

しかしながら、お寺には真言宗開祖・弘法大師も送り火の本尊として祀られています。

浄土宗の住職が古式通りの形で精霊を浄土に送るのは浄土宗としては異例な事ですが、旧浄土寺村の土着の信仰を尊重してのことなのです。

その後、各火床の責任者は「護摩酢」と呼ばれる仏前の清めの酒をふるまわれ、灯明の火が親火へと移されます。

点火時刻の20時、「南の流れよいか」「北の流れ」よいか」「字頭よいか」「一文字よいか」というかけ声で、竹に麦わらを巻き付け親火から火を移した大松明をふりかざし、そのタイミングで一斉に点火されます。
 


◆松ヶ崎妙法送り火(西山:万灯籠山・大黒天山)…題目を唱えて踊って浄土へ送る、妙と法の送り火は、財団法人松ヶ崎立正会会員で構成される松ヶ崎妙法送り火保存会によって、西の町組が「妙」、東の町組が「法」を受け持っています。

松ケ崎には、平安京造営に伴い天皇に米を献上するため移住した100軒の集落がありました。

「妙法」の文字と題目踊りは、700年程前に松ケ崎の全村民が日蓮宗に帰依したことに由来すると伝わっています。

 


■点火の瞬間

当日20時10分、妙法それぞれの山から良く見える位置より、保存会長による合図で同時に点火されます。

妙のある万灯籠山では涌泉寺の住職や保存会員らによる読経が行われます。

点火後は、「南無妙法蓮華経」の題目踊りやさし踊(京都市登録無形民俗文化財)が涌泉寺で始まります。踊りは送り火前日も行われています。

 


◆船形万燈籠送り火(船山:西賀茂山・明見山)…鉦の音で漕ぎ出す帆かけ船

船形の送り火は、西方寺のもと西賀茂鎮守庵町、総門口町、今原町の旧家より若中、中老、年寄で構成する船形万燈籠送り火保存会が携わっています。


■点火の瞬間

船の帆柱の先端にあたる火床を担当する若中頭が全体の監督を務めます。

当日の18時半、ふもとの西方寺から準備ができたかを聞く一番鉦が鳴らされ、20時13分には、元火(ないしょ火)の用意を合図する二番鉦が鳴ります。

仏教の半鐘の鳴らし方に準じ、最初はゆっくり、次第にスピードを早めて各番49回ずつ鳴らされます。

20時15分、山上から手松明によって準備完了の合図が出され、ふもとの西方寺から保存会副会長による三番鉦が鳴らされます。

一斉に若中が竹の手松明に親火からの火を移し、受け持つ各火床に走って船底から帆柱へと瞬く間に送り火が点火されます。

本堂では住職が読経します。送り火の後は、ふもとの西方寺で六斎念仏(国の重要無形民俗文化財)が催されます。
 

 


◆左大文字送り火(曼荼羅山)…松明行列は晴れ舞台

左大文字の送り火は、旧大北山村、現在の北区衣笠各町の人々を主体とした左大文字保存会によって行われています。

 


■点火の瞬間

当日の朝に菩提寺である法恩寺に設置された蓮の形の親火点火台に灯明で火を移します。

19時頃の住職による施餓鬼法要の後、親火から大松明1基と手松明約40本に火を移します。

一方、法恩寺の角には高灯籠、門前の街道では各家の前に門火として松明で篝火が焚かれ、先祖の霊を菩提寺に導きます。

その後、松明を持った行列が山上へと登ります。

この松明行列を見に来る人は年々増えているそうです。 

50㎏を超え燃えさかる大松明を担いで山道を登るのは大変な労力です。

53カ所の火床は、年齢や経験などによって担当があらかじめ決められています。

いったん火の消された手松明に再び大松明から火を移した後、保存会長の鐘の合図で、手松明によって筆順に点火されます。
 


◆鳥居形松明送り火(大北山:大文字山)…古式の手法に創意工夫で火が走る、鳥居形松明送り火は、嵯峨鳥居本に住む青年を中心に構成される鳥居形松明保存会が行っています。

 



■点火の瞬間

急な斜面に並ぶ火床を熟練会員が、横に並ぶ火床を若者が担当します。

18時頃になると、山上7カ所で護摩木を井桁に積み上げた親火に点火し、その周りで松明をあぶって熱くし、松ヤニを含んだ「じん」を発火しやすいようにふかして点火を待ちます。

これが素早い点火の秘訣。

20時20分、保存会長の太鼓による合図僧侶の読経が始まり、各親火床から火を移した松明を手に一斉に走って各火床に突き立てます。

点火された山上では、化野念仏寺の住職による読経が行われ、精霊が送られます。
 
毎年8月16日恒例の送り火、午後8時に点灯され、京都市内の看板灯等も消されます。

私は、以前大文字保存会の方にお話を聞く機会があり室町時代が起源であり、あくまで町衆が先祖を送るためにしているとお聞きしました。

送り火の為に、薪を春に山の中腹まで運び、乾燥させておくのだそうです。

火床は各家族の担当であり、毎年同じだそうで、火の付け方一つに気を使うようです、伝承されていくのですね。

 


一度大文字の日に登って見られたら、京都の夜景がとてもきれいで、カメラのフラッシュが花火の様ですよと言われました。

大雨の時にでも、明るい昼間に薪を運び、火床を組んで、覆いを掛け   夜の8時まで小屋で避難されているとのこと。

地元の消防団が類焼の無い様に見回っておられます。

ボランティアの方もお手伝いされているようです。

ホテルや、花街はご寄付の為に、護摩木を販売され、市民はそれを買い求め願いを書き入れそれも、一緒に炊いていただき、消し炭をお守りとして市民がもらってまいりました。

長く続けられる風習には、多くの方の浄財が基盤にあるのですね。 

食器のお盆にお酒を入れ、大の文字をそれに写して飲むと無病息災と言われる習わしがあります。

今年も忘れずやります。 

2000年の大晦日の日に、21世紀を祝って五山の送り火が点灯されました、京都では大変な出来事でした。

 


※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

※写真は全て過去のものです。

京都 花背八桝町・花背松上げ 15日


連日の猛暑で体も悲鳴を上げている日々、 夜の祭典に足を運んで癒されて下さい。

 


心の1ページ応援します。

 


国道477号は道が狭いので運転は慎重に谷も深くなります。

 


花背の松上げは『花背』と呼ばれる貴船神社や鞍馬寺よりさらに北上した所にある地域です。

 


愛宕神社の鎮火神への聖火奉納の行事で、五穀豊穣、火難除けを祈る雄大な火の祭典(精霊送り火)。

 


火難除け、五穀豊穰を祈願します。

河原にさされた約1000本の地松(小さな松明を竹に差したもの)に一斉に点火されると、あたりが火の海のよう。

 


続いて高さ20mの大笠に向かって投げ込まれた松明が放物線を描いて雨のように流れる様子はファンタスティック。

 


その後、伊勢音頭を唄いながら春日神社へ参詣します。

露店も出てにぎわいます。

 


外灯が消えるので、懐中電灯必携。

自家用車でのアクセスがおすすめ。

※小雨決行 雨天順延 





■場 所: 花背八桝町 

■期 間: 8/15(※毎年同じ日程です) 


■時 間: 21~22時半 

■料 金: 花背松上げ観賞バス:大人 2,300円 

         ※電話申込予約制(申込先着200名様) 

■アクセス: 出町柳より京都バス広河原行き「花背交流の森」駅

          (約90分。路線バスによる日帰りはできません)

           花背松上げ観賞バス:8/15(雨天順延の場合中止)

 
■出発・到着: 京阪電車「出町柳」駅前に17時15分頃発、23時10分頃着。
 

■お問合せ: 行事について:075-746-0215(左京区役所花背出張所)

■鑑賞バスについて:075-871-7521(京都バス(株)運輸部営業課) 

 

※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

※写真は全て過去のものです。

京都 矢田寺・送り鐘  15日・16日


京都市三条寺町の賑やかな通りの一角にある「矢田寺」。

このお寺の境内にはたくさんの提燈が飾られ、参拝者を温かく迎えてくれます。

 


矢田寺は、白鳳4(700)年に天武・持統両天皇の勅願所として、奈良・大和郡山市にある矢田寺の別院として、建立されました。

もともとは壬生にありましたが、安土桃山時代の豊臣秀吉による区画整理で、本能寺も同じ時期に三条河原町に移されました。

 


16日には五山送り火を見終えた人達が次々に訪れて、この寺の送り鐘をつき、夜遅くまでにぎわいます。

精霊や供養した先祖の霊を浄土へ送り出すもので、六道珍皇寺の迎え鐘と同様に、お盆の風物詩となっています。

本尊の矢田地蔵は満慶が冥府で出会った地蔵菩薩を刻んだものと言われています。

 


■送り鐘

お盆の時期、京都では、ご先祖様を迎えるために「迎え鐘」を行います。

 


これは、ご先祖様の魂が間違わずに家族のもとへ帰って来られるよう、梵鐘を突く儀式。この迎え鐘に対し、矢田寺では「送り鐘」が行われます。

 


また8月16日にはご先祖様が無事冥土に戻れるように、梵鐘をついて魂を送ります。この日は特に、多くの人がお寺を訪れます。  





■場 所: 矢田寺 

■期 間: 8月15日・/16日(※毎年同じ日程です) 

■時 間: 送り鐘:22時~ 

■アクセス: 市バス4・17・205「京都市役所前」または

地下鉄「烏丸御池」駅より徒歩約11分 

■お問合せ: 075-241-3608 

■詳細ページ: http://www.e-kyoto.net/

 

※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

※写真は全て過去のものです。

京都 清水寺・千日詣 宵まいり 14日~16日


京都・清水寺の「千日詣り」とは、その日たった1日の参拝で1000日、毎日、詣でたのと同じだけのご利益や功徳を得ることができるとされる日を「千日参り」と呼ばれています。

 


なぜ、1000日詣でたことになるかの理由としては、古来から定められた清水寺のご本尊・千手観音菩薩との縁日があり、その縁日に訪れて祈りを捧げることで1000日、毎日参拝したことと同じだけの御利益や功徳が得られるとされたためです。

ちなみに、千日詣りの行法が一般化する以前では1000日、毎日祈願することが常識とされていたそうです。

 


年1回信者を対象に行ってきた本堂内陣の公開、阿弥陀堂など諸堂の開扉があり、お堂の前や通路がろうそくでライトアップされます。 

夏の清水寺の境内には風鈴がたくさん吊るされていますので、心地よい風鈴の音が暑の夏さを和らげてくれます。

 

 


尚、このような千日詣りというのは、ココ清水寺にだけある行事(法要)ではなく、京都市内では以下のような寺院でも執り行われています。

愛宕神社(千日通夜祭・千日詣)

狸谷不動院(火渡り祭・千日詣り)

いずれの寺院も7月の下旬に執り行われています。



 


■場 所: 清水寺 

■期 間: 内々陣拝観:8/9~/16(※毎年同じ日程です)

         夜間拝観:8/14~16(21:00 受付終了)

■時 間: 19~21時半(受付終了) 

        法要:11時~、20時~ 


■アクセス: 市バス206「清水道」 

■お問合せ: 075-551-1234 

■詳細ページ:http://www.kiyomizudera.or.jp/index.html

 


※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

※写真は全て過去のものです。

京都 千本えんま堂・千本六斎念仏 14日


今年も夏のお盆を中心に催される伝統芸能の代表、六斎念仏(ろくさいねんぶつ)の季節がやってきました。

 


京都の夏の風物詩と言えば六斎念仏踊り。

 


京都近郊の農村部に伝わっているもので、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

その多くが観客を楽しませる芸能的な要素が強い芸能六斎で、様々な演目で見る者を魅了します。

 


面をつけ、セリフを言いながら演じる「劇の芸能」の念仏狂言のに対して、太鼓・鉦・笛の囃しに合わせ、踊りながら演じられる「音楽の芸能」の六斎念仏は、初めてご覧になる方も親しみやすく、気軽に楽しめる芸能です。

 


8月11日から数日間は、「勧善回り」として西陣地域の各家々の門前を囃して廻り、最終日の8月14日(月)の夜に、ゑんま堂境内で、現在の千本六斎会の全ての曲が演じられる「いっさん打ち」が、夏の締めくくりとして披露されます。

 


六斎念仏のルーツは平安時代に空也上人が民衆強化のために始めた踊り念仏。

大変珍しい伝統芸能です。

上演されるのは「四つ太鼓」など約15曲。

盆行事中、参詣者で混み合うので、19時頃がよいでしょう。 

 


六斎念仏はそのほとんどが8月に行われ、目先の六斎念仏は、8月31日の蔵王堂光福寺の久世六斎念仏と、9月4日に松尾大社の八朔祭で奉納される嵯峨野六斎念仏が主だったものになりますが、機会が合いましたら是非ご覧になってみてください。

千本六斎は11月13日に空也堂でも奉納されています。




■場 所: 千本えんま堂

          ※駐車場はありません
 
■期 間: 六斎念仏:8/14

         お精霊お迎え:8/7~/15 

         お見送り:8/16(※毎年同じ日程です) 

■時 間: 19時頃~ 

■アクセス: 市バス206「乾隆校前」「千本鞍馬口」
 
■お問合せ: 075-462-3332 

■詳細ページ:http://yenmado.blogspot.com/ 

 


※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

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京都 車折神社・万灯祭 14日~16日


車折神社は、京都市右京区にあります。

 


時代劇のロケ地としても有名です。

水戸黄門や暴れん坊将軍など。

人気の時代劇の撮影に使われました。

そんな車折神社で、夏に行われる行事があります。

車折神社の万灯祭です。

 


商売繁盛、売り掛け回収の願いごとが多いこの神社、境内には芸能神社もあり、さまざまな願いごとが託された三面灯籠と言われる紙灯籠が吊り下げられます。

 


灯籠は高さ約30センチで、願い事を書いた紙を3枚1組で組み立て、境内につるした。

 


参拝者らは、灯籠を形作る赤、白、黄、緑の4色の紙に願い事を記した。

大願成就、家内安全などを祈願するもの。 

 


嵐山 渡月橋の畔で「精霊送り万灯流し」が行われました。

嵯峨一帯の寺院と信者がつくる嵯峨仏徒連盟が昭和22年より戦没者の霊を慰めるために

 


始められ、先祖供養の灯篭が次々と流れゆく風情は情感にあふれています。

また、渡月橋からは五山の送り火「鳥居形」と「左大文字」がご覧いただけるのでオススメです。




■場 所: 車折神社 

■期 間: 14日~16日(※毎年同じ日程です) 

■時 間: 9~22時 


■アクセス: 京都バス71・72・73「車折神社前」

      または嵐電「車折神社」駅 

■お問合せ:075-861-0039

■詳細ページ:http://www.kurumazakijinja.or.jp/mantousai2.html

 


※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

※写真は全て過去のものです。

京都 東大谷祖廟・東大谷万灯 (14日~16日)


円山公園の南側、京都随一といわれる石畳の参道の先にある桧皮葺の門をくぐると、真宗大谷派の本山、真宗本廟(東本願寺)の飛地境内地である大谷祖廟(東大谷)がある。

 

 


大谷祖廟は、浄土真宗を開かれた宗祖・親鸞聖人の御廟所(お墓所)であり、本願寺第8代蓮如上人をはじめ、本願寺歴代と全国の門徒のご遺骨が納められている。

 


昭和37年からと歴史は浅いものの、今や夏の京都に欠かせない行事となりました。

 


この祖廟には親鸞聖人の分骨の他に、門信徒の墓が2万基以上あります。

 


全国から献納された灯籠、約1万個が夕闇に揺れる様子は幻想的。

 


火が落ちて涼しくなった夕方から墓参する人も多く、ナイター墓参として知られます。

灯りの向こうに一望する市内も素晴らしく、印象的な光景です。

 


大谷祖廟では、親鸞聖人・蓮如上人の御命日法要、春秋の彼岸会報恩講などの法要が勤められ、また8月の盂蘭盆会では隣接する東大谷墓地で、「万灯会」が催され、1万個の提灯に火がともされ、京都の夏の風物詩となっている。 




■場 所: 東大谷祖廟 

■期 間: 8/14~/16(※毎年同じ日程です) 

■時 間: 18時頃~21時 

         法話:19~20時 

■料 金: 献灯志 3,000円

■アクセス: 市バス206「東山安井」
 
■お問合せ: 075-561-0777 

■詳細ページ:http://www.higashihonganji.or.jp/ 

 

※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

※写真は全て過去のものです。