京都 紅葉 今が見ごろ 禅刹の天龍寺
紅葉静かなる禅刹の魅力があふれる庭
嵐山のにぎわいを遮断するように、天龍寺は静寂に包まれる妙智院の前を通り、放生池を過ぎると、参道に、法堂へと延びる、室町幕府を開いた足利尊氏が、後醍醐天皇の冥福を祈るため、夢窓疎石を開山として「1339」年創建した。
正式には[霊亀山天龍資聖禅寺]なお天龍寺は8度の火災に遭っている。
最後は1864年7月19日の事で、蛤御門の変により火を受け消失した。
以後再建され、禅刹の歴史を刻んでいる。
■見どころ
宝厳院
嵐山借景とした枯山庭園には220本を越える楓があり穴場的紅葉の名所。
■天龍寺のご案内
■拝観時間
8:30~17:30(10/21~3/20は~17:00)
■拝観料
庭園500円
庭園参拝料(諸堂参拝は300円追加)
■P 有り
電話 075-881-1235
■アクセス
天龍寺を訪ねたら行ってみるべき寺
常寂光寺「じょうじゃっこうじ」
※写真は全て過去のものです。
京都 嵯峨野トロッコ列車・秋のライトアップ
トロッコ列車運行15周年を記念した年に始まりました。
嵐山~亀岡間の7.3キロをライトアップします。
京都の秋の風物詩の一つである保津峡の紅葉。
それをゆったりと楽しむことができるのが嵯峨野トロッコ列車です。
片道7.3km、約25分の道のりでは保津峡の渓谷美を堪能できます。
ビュースポット近くでは速度を落とした運行も。
今しか見られない景色をおさめましょう。
DE10型ディーゼル機関車の赤・黄・黒のコントラストがかわいい嵯峨野トロッコ列車。
旧JR山陰本線の一部を利用して1991年に開業しました。
春の山桜、初夏の新緑に可憐なイワツツジ、秋の紅葉など、四季折々のパノラマが出迎えてくれます。
嵯峨野観光鉄道線は、その昔、京都政財界の大御所といわれた田中源太郎が敷設に情熱を傾けた京都鉄道(旧山陰本線)の一部。
その中でも、この保津峡地区は大変な難工事だったと言われ、今も岩場のあちらこちらに当時の面影が残っています。
全長約7.3キロメートルの列車の旅には50の橋と8つのトンネルがあり、スリル満点。
トンネルを抜けるたび、新しい風景があなたを待ち受けています。
ライトアップ:https://www.sagano-kanko.co.jp/img_news/1635735937657813.PDF
■期 間: 10月16日より「光の幻想列車」の運行を開始しておりますが、11月1日から12月29日までトロッコ保津峡駅のイルミネーションを開始します。
※詳しい日程は嵯峨野観光鉄道の公式ホームページをご覧下さい。
http://www.sagano-kanko.co.jp/
■料 金: 大人:630円、小人:320円(片道)
■アクセス: JR「嵯峨嵐山」駅より「トロッコ嵯峨」駅又は「トロッコ亀岡」駅
■お問合せ: 075-861-7444(嵯峨野観光鉄道・テレホンガイド)
■詳細ページ:http://www.sagano-kanko.co.jp/
http://www.e-kyoto.net/special2/533
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。
京都 紅葉シリーズ モミジ(紅葉)
花は風媒花で花びらが目立たない小さな花です。
果実は二つの種子が密着した姿で、それぞれから翼の様な羽が伸びる翼果で、落ちる時は風に乗って回りながら落ちます。
『モミジ』は広く人々に親しまれて いる名前ではありますが、秋に葉が赤や黄に変色する現象を指す『紅葉(もみ)づ』に由来していて、植物分類上『モミジ』という言葉はありません。
『カエデ』の語源は葉の形が両生類の蛙の手に似ている事が由来とされています。
また万葉集では『かえるで』という表現があった事からもこの説が有力とされています。
『カエデ』と『モミジ』を区別する言葉は特にありませんが、盆栽関 係では葉の深い切れ込みが五つ以上のカエデ属だけを『モミジ』と呼び、それ以外のカエデ属を『カエデ』と呼んでいます。
最後に源氏物語のお話です。
第7帖「紅葉賀」
光源氏との不義の子を懐妊した藤壷の宮。
そんな中、朱雀院への行楽が神無月の十日過ぎに行なわれました。
本藤壷の宮の前で頭の中将と行幸『青海波』を舞い、誰にも言えない藤壷の宮への想いを込めて舞っていました。
その時に紅葉が彩りを与えていました。
翌朝に光源氏が藤壷の宮に舞の感想を求めて、和歌のやりとりをしている風景です。
『いかに御覧じけむ。
世に知らぬみだり心地ながらこそもの思ふに立ち舞ふべくもあらぬ身の 袖うち振りし心知りきや』
どのように御覧になりましたでしょうか。
何とも言えない辛い気持ちのままで。
辛い気持ちのまま立派に舞う事などはとても出来そうもない我が身が、袖を振って舞った気持ちはお分かり頂けたでしょうか。
藤壷の宮
『唐人の袖振ることは遠けれど 立ち居につけてあはれとは見き 大方には』
唐の人が袖を振って舞った事は遠い昔の事ですが、その立ち居舞い姿はしみじみと拝見致しました。
京都の古都なら http://www.e-kyoto.net/
京都 紅葉100シリーズ寺社 白龍園 NO.104
今回ご紹介するのは、じっくりと紅葉を楽しめる京都の極秘スポット、その名は「白龍園」。
恐らくご存じない方も多いと思います。
京都市内から洛北・鞍馬へと通じる鞍馬街道沿いにある「白龍園」は、京都市内に本社を置く子供服メーカーの青野株式会社が所有する庭園なのです。
創業者である青野正一氏によって約50年前に開かれた後、山の整地、石組み、あずまやの建設など、全て社員家族の手により施工され、現在のような素晴らしい日本庭園となりました。
「白龍園」は長らく一般には公開されてきませんでしたが、2012年秋に1日100人の限定条件付で、初めて一般公開されました。
白龍園の素晴らしさと人数制限の秘密、それはずばり苔にあります。
通常、ここまで苔が広範囲に渡って生えることは珍しく、隙間なく辺り一面を覆っているという状態はなかなかありません。
京都には数多くの日本庭園が存在しますが、ここまで量と質の良い苔が広がっている庭園はそうそう拝めないのです。
雨天時には休園となります。
■所在地:〒601-1113 京都府京都市左京区鞍馬二ノ瀬町106
■行き方:叡山電鉄を利用して鞍馬線の二ノ瀬駅で下車、その後徒歩
■問い合わせ先:075-741-2863
■料金: 令和4年秋
「白龍園特別観覧」
10月・12月:1,600円
11月;2,000円
(大人)
※小学生は半額(未就学児は無料)
■駐車場:あり(無料)
■詳しくは:http://www.aono-kids.com/
※写真は全て過去のものです。
京都 広隆寺 聖徳太子御火焚祭 22日
京都最古のお寺が「広隆寺(こうりゅうじ)」だってご存知でしたか?
広隆寺は、聖徳太子に感謝と慰霊の念をささげるお寺として発展してきました。
京都では11月になると神社などで御火焚きの神事が行われます。
年に1度、本堂の『聖徳太子像』が開帳される日に合わせて参拝者から寄せられる願いの書かれた護摩木を山伏(やまぶし)が焚き上げます。(13:00に行われます)
本堂での法要が終わると、境内で護摩供養が13:40頃に行われます。
最初に刀・弓・オノなどの儀式を行い松明の火を護摩壇に点けます。
松明の火を護摩壇に点けます。
火床に火がつくと山伏さんらが、護摩木を祈願しながら入れていきます。
聖徳太子の命日、本堂に安置されている本尊の秘仏聖徳太子像と、宝物館の秘仏薬師如来像が開扉されます。
お火焚祭は、聖徳太子を祖神と仰ぐ建築・建具・機織職などの信者によるものです。
境内に斎竹(いみだけ)が立てられ、参拝者による数万の護摩木が焚かれます。
また、4、5、10、11月の日・祝日とこの日は桂宮院の公開日にあたり、京都最古のお寺の国宝・桂宮院本堂は、法隆寺の夢殿に似た単層八角円堂で、一重、桧皮葺の構造です。
■場 所: 広隆寺
■期 間: 11月22日(※毎年同じ日程です)
■料 金: 拝観料:700円
■アクセス: 京都バス71・72・73「太秦広隆寺前」またはJR「太秦」駅より徒歩約13分
■お問合せ: 075-861-1461
■詳細ページ:http://bell.jp/pancho/travel/hata/koryuji.htm
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。
京都 城南宮・火焚祭 20日
梅と椿の名所としても名高い、京都の城南宮では毎年11月20日にお火焚祭りが開催されます。
お火焚祭とは昼の時間が短くなる時期に勢いよく火を焚き、赤飯やみかんなどの赤いものを供えて太陽の力の回復を願うという信仰にもとづいたお祭りです。
大祓が詞を唱える中、崇敬者の祈願が込められた数千本もの火焚串を忌火で天高く焚き上げ、その成就を祈願します。
大祓の詞が唱和される中、数千本もの火焚串が天高く焚き上げられます。
巫女による浦安の舞が奉納されます。
雨天中止です。
■場 所:城南宮
■期 間:11月20日(※毎年同じ日程です)
■時 間:15時~
■アクセス:京都らくなんエクスプレス(R’EX)「城南宮前」 または
地下鉄「竹田」駅より徒歩約15分
■お問合せ:075-623-0846
■詳細ページ:http://www.jonangu.com/
■お火焚祭特集 http://www.e-kyoto.net/saiji2/610
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。
京都紅葉100シリーズ 京都御所 NO.100
京都御所は、延暦13年(794年)に桓武天皇が都を平安京に遷した際に、今のJR二条駅の北側一帯に造営した大内裏(だいだいり)の中に造られた天皇の住まいである内裏が始まり。
遷都後は、幾度となく火災に遭い、そのたびに天皇は摂関家の邸宅などを里内裏(仮皇居)として利用していた。
平安時代後期になると里内裏が通例化し、大内裏の諸施設の利用頻度は減少する。
その後、安貞元年(1227年)に火災で内裏が焼失したが、再建されなかった。
現在の京都御所は、正元元年(1259年)に皇居閑院が焼失した際、土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)と呼ばれた里内裏を改築したもので、元弘元年(1331年)に光厳天皇(こうごんてんのう)がこの地で即位して以降、明治2年(1869年)まで皇居とされた。
なお、現在の建物の多くは安政2年(1855年)に再建されたものである。
■参観予約について
参観には事前に予約が必要になります。
参観は無料です。
予約方法は、はがき、窓口へ行く、インターネットと全部で三つありますが、当ホームページをご覧頂けているのでしたら、インターネットで予約するのが手軽です。
■アクセス
市バス 烏丸今出川から徒歩5分
※写真は全て過去のものです。